つまみ持ち専用器【G-wolves HSK Plus ACE Wireless】 レビュー

マウス

こんにちは、れいとです。

今回はG-wolves HSK Plus Ace Wireless Gamingmouse(以下HSK+)を実際に使用したうえでレビューしています。

G-wolves HSK Plus wireless レビュー概要

hsk+は通常のマウスの中央後方を切り取ったような形状をしており、M2K同様つまみ持ち専用のゲーミングマウスです。

有線版のHSKの時に気になっていたような点が改善され、つまみ持ちをする人にとってはパフォーマンスを最大限に発揮できるポテンシャルがあるマウスです。

他のG-Wolves製品同様付属品が豊富で剛性が高く全体的なクオリティも高いため、つまみ持ちの人にとっては一度は試す価値のあるマウスであるなと感じました。

G-wolves HSK Plus wirelessの同梱物等

箱の見た目

hsk plus package hsk plus behind package

箱はHTS+ 4K以前のマウス同様のG-Wolvesお馴染みのデザインです。

HSK+の前に発売されたHTM Wirelessまでは紙製の外箱の中にアルミ製の箱が入っていたのですが、hsk+以降に発売されたマウスには付いてこなくなりました。

個人的にはアルミ缶の中箱は好きだったので少し悲しいですが経費等の削減のため仕方ないでしょう。

同梱物

hsk plus Wirelessの内容物は以下の通りになっています。

  • マウス本体
  • 充電用ケーブル(マイクロUSB)
  • USBドングル
  • 封筒(中身は以下で紹介)

封筒の中はHTSなど他のマウスとほとんど同じで以下のものが入っています。

  • 専用グリップテープ
  • 交換用マウスソール×2
  • 丸型汎用ソール
  • 簡易説明書

付属品が豊富なこともG-Wolves製品の大きな特徴であり魅力です。

G-wolves HSK Plus wirelessの特徴

G-wolves HSK Plus wirelessの大きさ(実測値)

G-wolves Hsk plus wirelessのサイズですが実測値で以下の通りとなっています。

  • 縦の長さ 88.5mm
  • 横幅 57mm
  • 高さ 36mm

見た目からもわかりますがかなり短いマウスになっています。

全長は一般的なマウスが120mm前後なので30mmも短く3/4程度の長さになっています。

全長の短さの割に横幅や高さは少し小さめな普通のマウスと同じような値になっており、サイドの面積がそこそこ広く指が意外と窮屈感を感じないです。

また細かな形状の特徴としてマウス後方が丸まっており手に干渉しにくくなっています。

有線版hskでは親指の付け根や子指球あたりにマウスの角(?)が当たってしまうことがありましたが、hsk+になりサイズは大きくなったものの手に干渉することがなくなりました。

同じG-wolves製品であるHTS,HTMと比較するとかなり全長が短いのに対して横幅は普通のマウスとあまり変わらないのがわかりやすいと思います。

重さは40gとかなり軽いですが普通のマウスの半分くらいの体積なので密度が大きく、重さ以上に重く感じますが使用していて疲れることはなく指先での操作に適した軽さだと思います。

持ち方の相性

かぶせ持ち,つかみ持ち

かぶせ持ち、つかみ持ちは全長がかなり短く形状的にほぼ不可能です。

つかみ持ちに関しては人差し指から薬指の付け根下をマウス最後方に付けてメインボタンに置く指をかなり立てるようにして持つと持つだけならぎりぎり持てなくはないです。

しかし、ただ持つだけはできますが実際に操作すると手首を右に曲げた際に小指が窮屈でかなり操作しにくくゲーム操作を掴み持ちで行うのは不可能と言ってもいいでしょう。

つまみ持ち

HSK+はつかみ持ち専用の形状をしており、その軽量さも相まってつかみ持ちを好む人にとって最大限のパフォーマンスを発揮できる可能性があります。

つかみ持ちをしている人で普通のマウスから乗り換えてすぐはマウスの重心が普通とは違う位置にあるため違和感を感じるかもしれませんが、慣れるとかなり持ちやすく指先での操作が楽に感じると思います。

重心が本体中央より僅かに後ろにあり、指先で操作しているときに一つの40g程度の点で動かしているような直感的な操作がしやすいなと感じました。

本当につまみ持ちオンリーでマウス操作するという人にとっては試す価値が十分にあるとても良いマウスだと思います。

メインボタン

メインボタンは中央部が僅かに凹んでおり指が自然に配置しやすくなっています。

クリック感は少し重めで、クリック音は軽めの心地よいカチカチ音が鳴ります。

メインスイッチにはOMRON製の2000万回耐久スイッチが使用されています。

跳ね返りは強すぎず弱すぎずと言った感じで問題ありません。

クリック感が少し重めなのは普通のマウスでは問題ありませんが、指先だけで力を抜いて持ちたい人にとってクリックに力が必要なのはこの形状に対してマイナスに働くのではないかなと思いました。

サイドボタン

hsk plus side hsk plus

サイドボタンは指の邪魔にならないためかかなり小さめに作られています。

大きさも小さく高さもあまりなく上から見ても分かる通りマウス本体からあまり出ていません。

少し押しにくさは感じるものの、ちょうど親指の少し上にくるように配置されていて誤爆や邪魔になることなく良い設計だなと感じました。

有線版のhskではサイドボタンがなかったので、サイドボタンにコマンドやスキル等を割り当てたい人にとってはかなり嬉しい変更点だと思います。

ホイール

マウスホイールは上の写真から分かる通り、小さくあまりマウスから出っぱっていませんがホイール操作にそこまで問題ありません。

ホイールは小さいですが操作しやすいちょうど良い位置に配置していると思います。

ホイールクリックは少しだけ軽いですが誤爆はなく押しやすいくらいの軽さでちょうど良いと感じます。

マウスソール

マウスソールは純PTFEのものよりも少し硬めで止め性能が高めですが、初動がはやくバランスがいいと感じます。

ただ、薄めで柔らかく沈み込むようなマウスパッドで使用する際には角の処理が少し甘いのか少しガリガリするように感じました。

私ははガリガリするのが嫌なのでEsportsTiger ICEの汎用丸型を使用していましたが、汎用ソールは一度買っておけば色んなマウスに使用できるので1セットくらい買っておくのをお勧めします。

センサーについて

センサーは発売当時の最新センサーであったPAW3370が使用されており挙動に問題はありません。

センサー位置は中央よりわずかに前めに配置されていて親指と薬指小指でちょうど挟み込むような位置にあるためつまみ持ちでの直感的な操作がしやすくかなり良い位置にセンサーがあるなと感じました。

マウス本体の設定について

詳細な調整は公式サイトからダウンロードできるソフトウェアからDPIやポーリングレート、リフトオブディスタンスなどを変更できます。

ソフトウェアをダウンロードする

G-wolves HSK Plus wirelessの表面の質感や構造について

表面の質感

表面は少しサラついており汚れがつきにくい質感になっています。

手汗をかなりかいた時には少し滑りやすく感じますがそれ以外では滑りやすさはなくグリップテープなしでも持ちやすいかなと思います。

ビルドクオリティ

ビルドクオリティはかなり高く軋みや歪み等は一切ありません。

サイドをかなり強く握った時には少し軋みましたが実際に使用中にそこまで強く握ることはないので実使用に問題ないと思います。

G-wolves HSK Plus wirelessのレビューまとめ

評価:5 out of 5 stars (5 / 5)

つまみ持ち専用の形状で全長が短いものの横幅や高さがそこそこあるため指の配置が窮屈になりにくいです。

癖があるもののつまみ持ちに適した位置にセンサーやサイドボタンが配置されておりつまみ持ちユーザーが実力を最大限発揮できるようなポテンシャルを秘めていると感じます。

つまみ持ちをしている人にとって一度は試してみる価値があるのとかと個人的に思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。気になる点や質問、間違っている点等ありましたら気軽にコメントください。

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