つまみ持ちの神器【G-wolves Hati HT-S wireless】 レビュー

マウス

こんにちは、れいとです。

今回はG-wolves Hati HT-S ACE EDITION WIRELESS GAMING MOUSEを実際に使用したうえで、実測値のサイズ等をふまえレビューしていこうと思います。

G-wolves Hati HT-S wireless 使用感レビュー

まず最初に持った感想は「かなり小さいのに小指と薬指の窮屈感がない」でした。

後に詳細なサイズと特徴を紹介しますが、Hati Ht-s wirelessはかなり全長が短いわりに高さがそこそこあるためサイドの面積が広く、小型マウスにありがちな「持ちやすいけど指の置き場所が狭い」という弱点を克服しているように感じました。

そのためサイドに指が置きやすく、つまみ持ちに向いているマウスの中でも1,2位を争う使いやすさだと思います。

穴あきマウスですが作りがかなりしっかりしており、標準のマウスソールやメインスイッチ、センサーの品質も高くかなりおすすめできるマウスです。

では実際に実測値のサイズや写真で特徴を見ながら、更に詳しく持ち方の向き不向きや他の小型マウスとの比較など紹介していきます。

G-wolves Hati HT-S wirelessの同梱物等

箱の見た目

Hati-s package Hati-s behind package

箱は白と黒のみでシンプルだけどおしゃれなデザインになっています。

今回購入したデザインはStardustというモデルで、黒色ベースの上に星のように白のペイントが施されているものとなっていますが、箱の配色もそれに似たようなものになっています。

Hati-s inside package Hati-s inside behind package

よくある紙製の外箱の中に上の写真のようなアルミ缶の箱が入っています。

同梱物

G-wolves Hati HTS Wirelessの内容物は以下の通りになっています。

  • マウス本体
  • 充電用ケーブル(マイクロUSB)
  • USBドングル
  • 封筒(中身は以下で紹介)

なぜか筆が入っています。ホコリ等を掃除する用だと思いますが、筆を無くす代わりにもう少し安くしてほしいです。

封筒の中身は以下の通りとなっています。

  • クイックガイド
  • グリップテープ
  • 替えのマウスソール
  • 替えのマウスソール(小)
  • 芳香剤

また、筆と同じくゲーミングマウスには珍しく芳香剤が入っています。

この芳香剤の香りは柑橘系でそこまで悪い香りではないのですが、匂いが少し強いので人によってはウッとなってしまうかもしれません。

以前紹介したM42の時にも述べましたが穴あきマウスにはほぼグリップテープは必須です。

そのため標準で付いてくるのは嬉しいですが、別記事で述べているように品質は使用する人の手汗の出やすさに品質が依存してしまうので、手汗をかきやすい人は他社製のものを別で購入して使用するのが良いと思います。

G-wolves Hati HT-S wirelessの特徴

G-wolves Hati HT-S wirelessの大きさ(実測値)

Hati-s size Hati-s size2

G-wolves Hati HTS wirelessのサイズですが実測値で上の画像の通りとなっています。

  • 縦の長さ 113mm
  • 横幅前方 58mm
  • 横幅(グリップ幅) 54mm
  • 横幅後方 60mm
  • 高さ 40mm

小型の左右対称マウスで、ほかの小型マウスと比べてもかなり全長が短い部類に属します。

横幅も短いですが後方の幅がそこそこあり、高さも小型マウスにしては高めなのでサイドの面積が広くなっています。

そのため、ほかの小型マウスで起きがちな「持ちやすいけどサイドが狭くて指が窮屈になってしまう」ということがありません。

他の小型ゲーミングマウスとのサイズ比較

Hati-s size Hati-s size2

次にHati HTS wirelessとほかの主要小型マウスのサイズと比較していきます。

マウス名長さ横幅高さ
G-wolves hati HT-S wireless1135440
Razer viper mini1185338
Logicool G3041166238
Finalmouse ultralight21165436
Zowie ZA13-c1205740
Xtrfy M421185638
Steelseries Aerox3 wireless1206738
Hati HT-Sと小型マウスとのサイズ比較表

最も値が小さいものを青色、最も値が大きものを赤色で書きました。

こう一覧で見ると他の主要小型マウスと比べて長さは一番短いが、高さは一番高いというのが分かると思います。

サイズ比較や実際の使用感から以下のような人にはこのHati Ht-s wirelessはかなりおすすめだと感じました。

  • Finalmouse UL2の小さなサイズ感が好きだけど薬指もしくは小指が窮屈だなと感じている
  • 全体的にサイズ感が小さいマウスが欲しいけどサイドには余裕がある方がいいと思っている
  • 手が小さいので今使っているマウスよりも小さいマウスが欲しい
  • とにかくつかみ持ちやつまみ持ちに向いているマウスを探している

持ち方の相性

かぶせ持ち

かぶせ持ちは全長がかなり短いので、よほど手が小さくないと難しいかなと思います。

手をマウス全体にかぶせるようにして持つと、どうしても指がはみ出してしまいます。

全長が小型マウスの中でも最短クラス。

つかみ持ち

つかみ持ちは、つまみ持ちに近いような浅めに持つとかなりフィット感がいいです。

私もつまみ持ちに近い浅めなつかみ持ちで持っていますが、サイドの面積が広く指が楽に配置できるのでかなり印象はいいです。

また、マウス中央部が絶妙にくびれており指を立てるように持つ場合や中央付近に配置する持ち方をする場合かなりのフィット感を得られます。

Gpro wirelessを小さくしたような形状をしていますが、Gprowlよりも中央部のくびれが深くGprowlと比べると見た目の違い以上にフィット感が良いです。

かぶせ持ちに近いような深めにグリップするつかみ持ちはやはり全長が短いせいで手がかなり小さい人でないと向きません。

高さがあるのでサイドの面積が広くなっている。

つまみ持ち

つまみ持ちはHati TH-S wirelessと最も相性のいい持ち方です。

全長が短く軽いため指でマウスを動かすのにかなり向いています。

先述したようにサイドのくびれのおかげで絶妙なフィット感を得られるため違和感なく持てると思います。

それに加えてサイドの広さのおかげで指の配置の自由度が高く、自分好きな位置に指を置けるのでほとんどのつまみ持ちユーザーにとってはベストマウスの一つになると思います。

ケーブル

ケーブルはマイクロUSBになっており、そこに変換アダプタを介してUSBドングル(レシーバー)を刺しHati HT-Sと無線接続します。

この接続方法は他の2.4GHzの無線マウスと変わらないのですが、USBドングルとUSB端子とがガッチリはまりすぎてて外すときに結構固いので取り外すのが少し大変です。

充電の際に使うマイクロUSBは画像の通りサイドにでっぱりがありマウスの差し込み口にある凹みにしっかりとハマるようになっています。

おそらく有線使用する際に簡単に抜けないようにこういう作りになっているのだと思います。

またマウス側のUSB差し込み口が付属の端子の形状にピッタリで、かなり狭めに作られています。

メインボタン

メインボタンに使われているスイッチはKailh GM8.0という8000万回耐久のスイッチで、スイッチの中では最高級クラスの良質なスイッチとなっています。

クリック感は比較的軽めで、クリック音はカチカチッと歯切れの良い音がします。

プリトラベルはほとんどなく、ポストトラベルも短めです。

クリック感が軽めな代わりに跳ね返りは少し弱く感じますが超高速で連打しない限りは特別問題ないかなと思います。

また、メインボタンは中央部にかけて緩やかに凹んでおり指が自然と置きやすくなっています。

メインボタンに関してはスイッチもかなり良質で高耐久のものを使っており、押す場所に応じてクリック感が変化したりすることもなくかなり品質が高いです。

ホイール

マウスホイールはサイドボタンや下のDPI変更ボタンと同じ色の水色で、滑り止めのラバーがついているタイプになっています。

回した感じは適度な重さで、1ノッチだけ回したい場面でしっかり1ノッチだけ回せ、がっつりスクロールしたいときはちゃんと回せるいい塩梅の重さだと思います。

ホイールボタンは少し重めで誤クリックはかなり起きにくいですが、もう少し軽くてもいいかなと感じました。

ホイールを回したときの音はガリガリとまでは言いませんが少し大きめな音がします。

しかしゲームしているときにはゲーム音でホイール音は聞こえないので実際に使用していて気になったことはありません。

マウスソール

マウスソールは高純度PTFE製のソールとなっていて滑りがよく、品質の高いものとなっています。

最初に見た時は写真の通り少し角ばっているように見えてマウスパッドと引っかかるかなと思ったのですが、実際に使ってみると引っかかり感は全く感じませんでした。

すごい滑るわけではないのですがマウス本体が軽く小さいため程よく滑り、程よく止まる感じがかなり相性が良く非常に使いやすいです。

僕はほぼすべてのマウスのソールを標準ソールからEsportsTigerのArc1というものに変えているのですがHati HT-S wirelessは標準ソールのまま使用していています。

まったく同じ素材形状の代替えソールが付属しているので換える際にも同じ操作感を維持できるのも良いポイントかなと思いました。

ソールに関してはかなり品質が高く、マウスの軽さと滑りの感じとかとても相性が良く感じました。

一応Arc1のリンクを載せておきます。Hati HT-S wirelessはArc1に変えていませんが、かなり品質の高いマウスソールで僕はほとんどのマウスをこのソールに変えて使っています。

センサーについて

センサーは他のメーカーでもハイエンドモデルなどに使われている最先端のセンサーPixArt PAW3370センサーが使われておりセンサー面の問題は特にありません。

また、マウスの電源ON/OFFは後ろにあるスイッチで切り替えます。

このスイッチは少し硬めで小さいので使いにくく、押してON/OFFを切り替えるボタンタイプの方がユーザビリティが高くなると思いました。

マウス本体の設定について

またDPIはホイール下のボタンから変更できるようになっています。

詳細な調整は公式サイトからダウンロードできるソフトウェアからDPIやポーリングレート、リフトオブディスタンスなどを変更できます。

G-wolvesの公式サイトはこちら

G-wolves Hati HT-S wirelessの表面の質感や構造について

表面の質感

表面の質感はマットな触り心地で少しさらさらしていて滑りにくい質感となっています。

汚れはあまり着きませんが、皮脂が多い人や油で汚れた指で触ると指紋の跡が残ってしまうのでしっかりと手を洗ってから触るか、使い終わったらその都度拭き取らないと汚れにつながります。

構造

ハニカム構造(穴あき構造)ですがかなり頑丈な作りになっていて強く握っても軋まず、カタカタする感じもせずハニカム構造のマウスの中でもかなり頑丈な作りになっています。

サイドに穴が開いているマウスはすべてそうなのですが持った時に指に穴が食い込み違和感があります。

また、サイドの面の穴に指が食い込むので強く握ったり長時間使っていると指が痛くなります。

これはハニカム構造のマウスの最も大きな弱点ですが、グリップテープを貼ることで解消できます。

吸水性が悪くグリップ感も弱め

Hati HT-Sは標準でグリップテープが付いているのですが、グリップ感は普通で吸水性が悪く少しでも手汗をかくと滑ってしまうので付けるのはおすすめしません。

穴あきマウスにはすべてグリップテープを貼って使用しているのですが、付属のものよりLizard skins マウスグリップテープを使うのをおすすめします。

別の記事でLizard skinsを紹介しているので気になった方はぜひそちらの記事もご覧ください。

付属してくるグリップテープもレビューしているので気になった方はご覧ください。

G-wolves Hati HT-S wirelessの購入方法

現在G-wolves Hati HT-S wirelessは日本国内で販売しておらず、海外サイトから購入します。

(追記:国内のAmazonでも入手することができるようになりましたが2万円以上するため、引き続き海外サイトからの入手をオススメします。↓↓)

(さらに追記:以前は代理店での販売のみでしたがG-wolves公式サイトから購入可能になりました。中国からの発送になるため送料がかかってしまいますが、Maxgaming等から購入するよりは安く入手できると思います。)

日本からXraypadで購入すると配送料が無料のオプションも選べます。

Maxgamingでは送料はかかってしまいますがXraypad以上にカラーの選択肢が多く気になっている方は是非両サイトともご覧ください。

X -raypadでは送料無料オプションもあります。

価格以上の価値はあるので気になった方は是非購入してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。気になる点や質問、間違っている点等ありましたら気軽にコメントください。

コメント

  1. A より:

    X-raypadのサイトは日本の住所を入力すれば届けてもらえますか?

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