こんにちは、れいとです。
本記事ではVAXEEより発売されているVAXEE PB Blackマウスパッド(以下PB Black)をレビューしていきます。
VAXEE PB Black マウスパッドの基本情報
VAXEE PB Black マウスパッドの内容物
PB Blackの内容物は以下の通りです。
- 箱
- 保護用袋
- VAXEE PB Blackマウスパッド 本体
PB Blackのパッケージはフラットタイプになっており、巻き癖が一切なく平らな状態で届きます。
PB Black本体以上の大きさがあるので、届いたときに面積の広く平らで大きな段ボールが届いてびっくりしました。
またマウスパッドには珍しく布製の袋も付属しています。
この袋はPB Blackの裏面のシリコンベースに埃が付着しグリップ力が落ちたり、持ち運びの際に傷がつくのを防いでくれます。
持ち運ぶ人は少ないと思いますが、保管の際などにも助かるので個人的に袋の付属は嬉しい点となっています。
VAXEE PB Black マウスパッドのデザイン
PB Blackのデザインは1種類のみとなっています。
VAXEE PA マウスパッド(以下PA)では3月28日現在期間限定品も合わせて6種類のデザインがありますが、PB Blackでは黒色のみで右下にVAXEEロゴのゴールドラベルが貼られています。
VAXEE PB Black マウスパッドのサイズ
PB Blackのサイズは以下の通りとなっています。
470mm×390mm
PAと全く同じサイズになっており少し横長で、他のマウスパッドのLやXLサイズ程度の大きさに相当します。
十分な大きさがあるのでローセンシでもマウスパッドから飛び出すことなく問題なく使用できるサイズです。
VAXEE PB Black マウスパッドの厚さ
PB Blackの厚さは4.5mmです。
一般的なマウスパッドは3~3.5mm程度の厚さが多いのでかなり厚い部類に入ります。
VAXEE PB Black マウスパッドの特徴
VAXEE PB Black マウスパッドの表面
PB Blackの表面はクロスファイバーになっており、素材自体はPAと同じものとなっています。
PAと同じ表面素材ですがPAではデザインのためにインクが使用され、熱昇華が施されているため滑走感自体は異なっています。
VAXEE PB Black マウスパッドの端
PB Blackの端はステッチ加工されていません。
端の加工が施されていないので長期間使用していると表面の層が剝がれてきてしまう可能性があります。
VAXEE PB Black マウスパッドの中間層や底面
PB Blackは3層で構成されており表面がクロスファイバー、中間層が高密度フラットラバー、底面がシリコンベースとなっています。
表面と中間層はPAと全く同じ素材になっており、構成だけ見るとPB BlackはPAの底面にシリコンベースと足した構成となります。
VAXEE PB Black マウスパッドの底面
PB Blackのベースにはシリコン素材のものが採用されています。
単なるシリコンではなく多孔質であり、裏面には多くの気孔(穴)があります。
この多孔質シリコンのおかげで他のシリコンベースのマウスパッドと比べてもより強いグリップ感が得られるように設計されています。
VAXEE PB Black マウスパッドとVAXEE PA マウスパッドの違い
素材による違い
先述しましたがPB Blackは表面と中間層がPAと同じ素材であり、その下にシリコン素材の層がある構造となっています。
この底面のシリコンが加わったことにより、PAよりもクッション感とマウスパッドのグリップ力がかなり向上しました。
クッション感の向上によりマウスに力を入れて少し押し込むようにして止める際にPB Blackの方がピタッと止まる感覚があります。
また、元々PAでもマウスパッドが使用中にずれる感じはしませんでしたが、PB Blackでは机へのグリップ力向上のおかげでずれる安心は今まで以上になくなりました。
表面の加工による違い
表面素材は同じクロスファイバーを使用していますが、PB Blackは黒一色でインクは入っておらずPAとは異なり熱昇華方式を使用していないため滑走感が異なります。
滑り性能ですがマウスを止めている状態から動かすときの初動の軽さはあまり変わらず、動かし続けるときのスピードはPB Blackの方が遅く感じました。
滑り性能が低いため止めやすさはPB Blackの方がPAよりも高くなっています。
また、シリコンベースが加わりクッション感が向上したため、表面素材の止めやすさと合わさり止め性能に関してはかなり高く、ピタッと自分の意図したところで止めやすいと感じました。
これらのことからPB Blackは初動がそこまで重くなくマウスをすっと動かし始め、ピタッと止められるためVALORANTやCS:GOなどのマイクロフリックが必要なゲームにかなり向いていると思います。
VALORANTの世界大会ではPAを使っている選手も多くいたため、よりVALORANTに向いているPB Blackも今後VALORANTの競技シーンで流行っていくのではないでしょうか。
VAXEE PA マウスパッドに関してはここでの比較よりも更に具体的にレビュー記事を書いているため、気になった方は是非ご覧ください。
VAXEE PB Black マウスパッドの操作感
初動の動かしやすさ
PB Blackのマウスの初動の動かしやすさはスピードタイプのマウスパッドほどの軽さはありませんが、他の布製マウスパッドとあまり変わらず重すぎず抵抗感を感じることなくスッと動かすことができます。
PAよりも滑り性能が低いと公式サイトにあったので、初動も重いのかなと思っていましたが個人的にはあまり変わらず十分操作しやすいと感じました。
トラッキングのしやすさ
PB Blackは滑り性能が低く滑りは遅めですがトラッキングがしにくいというほどではありませんでした。
PB Blackを使いVALORANTやOVERWATCH、APEXをプレイしましたがOWなどのマウスを常に動かしているようなゲームでも問題なくプレイできました。(感度:Valorant 0.321,OW 3.4~6,Apex 1.2 DPI:800)
しかし好みにはよりますが、常にマウスを激しく動かしているようなゲームでは、もう少し滑り性能が高いほうが操作しやすいのかなと思いました。
止めやすさ
PB Blackはシリコンベースと高密度ラバーベースによる厚みやクッション力のおかげで押し込むようにして止める際に止めやすく、さらに表面素材も熱昇華方式ではないため、同じ素材のPAよりもさらに止めやすい表面となっています。
止めやすくはありますが、抵抗感が強すぎたり意図したところより手前で止まることもありません。
止め性能に関しては、同じくらいの滑り性能のほかのマウスパッドと比べても高く、滑りや初動が遅すぎるということもないので、コントロール寄りではありますがバランスの取れたマウスパッドだと思います。
さいごに
まだ使い始めたばかりではありますが、実際に使ってみた感想としては、フリックやピタッと止める必要のあるゲームをプレイしている人にとっては、メインで使用できるマウスパッドであると感じました。
布製マウスパッド全般にいえることですが、摩耗や湿気によって滑りやすさが変わってしまうのを少しでも減らせるようにアームカバーを使うのもオススメです。
今まで4種類ほど使ってきましたが、耐久性が1番いいなと感じたものを紹介します。
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