こんにちは、れいとです。
今回はPulsar Xlite V2 Mini Wireless Gaming Mouse(以下Xlite V2 Mini)を実際に使用したうえで、サイズやセンサーなどの仕様や実際の使用感等をレビューしていきます。
Pulsar Xlite V2 Mini wirelessの同梱物等
箱の見た目
箱は一般的な他のメーカーのものよりもコンパクトなサイズになっています。
表裏左右にマウスがそれぞれ写っており、文字でごちゃごちゃしていないので見た目はすっきりしていてわかりやすくていいなと感じました。
同梱物
同梱物は以下の通りとなっています。
- Xlite V2 Mini wirelessマウス本体
- Pulsarステッカー
- 説明書
- Discordの案内
- ケーブル(黒い箱中)
- USBドングル(黒い箱中)
Pulsar Xlite V2 Mini wirelessの特徴
Pulsar Xlite V2 Mini Wirelessのカラーリング
上記の画像のようにXlite V2 miniのカラーリングは黒、白、赤、青の4種類となっています。
同じマウスで4種類もカラーがあるのは珍しいので一般的な色である黒や白以外の色のゲーミングマウスが欲しいという人にとっては嬉しいラインナップとなっています。
Pulsar Xlite V2 Mini wirelessの大きさ
117mm(縦)×64mm(横)×40mm(高さ)
Xlite V2 miniの全長は117mmと短めで手の小さい人や女性でも問題なく使用できるサイズになっています。
zowie ec3-cに近い形状で全長の短さの割には高さや幅があります。
また、マウス後方の右側が低くなっているので手のひらに適度なフィット感を与えてくれます。
他の小型ゲーミングマウスとのサイズ比較
マウス名 | 長さ | 横幅 | 高さ |
Pulsar Xlite V2 Mini WIRELESS | 117 | 64 | 40 |
Pulsar Xlite V2 Wireless | 122 | 66 | 42 |
Zowie EC3-C | 119 | 66 | 41 |
Zowie EC2-C | 123 | 65 | 42 |
Xtrfy M4 Wireless | 120 | 68 | 39 |
Logicool G703h | 124 | 68 | 43 |
Razer Deathadder mini | 114 | 65 | 39 |
最も値が小さいものを青色、最も値が大きものを赤色で書きました。
主要な左右非対称マウスとの比較表を書きましたが、全長高さ横幅の全てで比較対象内では最小の数値となりました。
最近Zowieから発売されたECシリーズの小型モデルである新作のEC3-Cよりも小さいサイズとなっています。
個人的にマウスを持った感じではEC3とかなり似たサイズ感ですが横幅の狭さが特に違いを感じました。
EC3を使用している人で少し横幅が広いなと感じている人にとってはかなりフィット感の良いマウスになっていると思います。
Zowie ECシリーズの形状を気に入っており、中でも小さめのEC形状が欲しい人にとっては選択肢の一つになり得るでしょう。
持ち方の相性
かぶせ持ち
かぶせ持ちは形状的には向いていますが、マウスの全長や横幅が小さめなので手のサイズが平均以上だと窮屈に感じてしまうと思います。
私の手のサイズは全長18cm、横幅10cmと日本人成人男性の平均とほぼ同じくらいですが、かぶせ持ちをすると薬指がマウスから少しはみ出してしまいます。
ただ、マウスの形状的に親指のフィット感がかなり良く右側の傾斜も手のひらにフィットしやすい傾斜になっているので手が少し小さめな人にとっては、かぶせ持ちはフィット感が良く自然に持てるかなり相性が良い持ち方であると思います。
つかみ持ち
つかみ持ちは手の小さい人にとってはかぶせ持ちと同じくらい相性は良いと思います。
手が平均前後くらいの人にとっては指の配置に操作感が左右されるかなと感じました。
指を立てるようにしてつまみ持ちに近い持ち方の場合薬指や小指の窮屈感が少なく手のひらとの接地面積が少ないため指先で動かしやすいと感じました。
指を寝かせ気味に置く場合手のひらとの接地面積、特にマウス右側との接地面積が大きくなり指というより手首より上全体での操作がしやすいように感じました。
手が平均以下の人なら小ささは感じるものの、特別窮屈で操作しにくいと感じることはなく相性は悪くないのかなと思います。
つまみ持ち
つまみ持ちはマウス自体が小さいのでエルゴノミクス形状のマウスにしては珍しく特別かなり相性が悪いということはありませんが、上の写真からもわかるようにマウス後方が長く伸びているため深めのつまみ持ちをすると手のひらとマウスの最後方と干渉してしまう可能性があります。
手が平均程度なら干渉する心配はありませんが、手が小さい人にとってはつまみ持ちよりもつかみ持ちやかぶせ持ちの方が相性がいいのかなと思いました。
ケーブル
充電用のType-Cケーブルは比較的柔らかめで軽いので有線接続で使用する際も問題なく使用できます。
Type-Cケーブルに延長用USBドンぐるを差して使用します。
USB延長ドングルは底面がゴム製になっているので机から滑り落ちにくくなっています。
他のワイヤレスマウスは延長USBドングルはプラスチック製で軽いのでケーブルホルダーやマウスバンジーを使用していないと机から落ちてしまうことがたまにあるので、細かい点ですがゴム製なのは個人的にはかなり嬉しい点です。
メインボタン
Xlite V2 Miniのメインボタンには最大8000万回耐久のKailh GM8.0スイッチが使われており、カチカチとしたしたクリック感になっています。
メインボタンの重さは重すぎず軽すぎずといった感じで比較的強めの跳ね返り感で高速での連打も問題なくできます。
プリトラベルはほとんど無く、ポストトラベルもかなり短くなっておりクリック感や重さも含めてトップクラスでメインボタンの操作感や品質は高く感じました。
サイドボタン
サイドボタンは少し少し上めに配置されグリップに干渉しにくい位置になっています。
サイドボタンだけ少しコーティングされていますがずっと指を置いて置く場所でもないので滑りやすさや押しにくさは感じませんでした。
クリック感はメインボタンと比べると少し鈍めでカチカチというよりコチコチといった感じのクリック感ですが、重すぎず軽すぎずといった感じで特に押しにくさは感じませんでした。
ホイール
マウスホイールはXliteシリーズから改善され、操作しやすいように少し上に配置されホイールクリックが少し軽くなりました。
ホイールスクロールは少し軽めで音は比較的静かです。
ホイールクリックはXliteシリーズよりは軽めになったものの少し重めかなと感じました。ただ、ホイールクリックはゲーム等であまり使わないため他のマウスも比較的重く使用する分には特に問題ないかなと思います。
マウスソール
マウスソールは上下に純度100%PTFEソールがそれぞれ1枚ずつ貼られています。
デフォルトのマウスソールとしてはかなり品質が高く、角がしっかりと丸められているためマウスパッドに引っかかる感覚は一切しません。
個人的にデフォルトでついているマウスソールの中ではトップクラスで品質が高いと感じました。
操作感としては止めやすく、コントロール寄りですが初動は比較的軽くバランスの取れた操作感でトラッキングよりもフリックエイムの方がしやすいと感じました。
デフォルトでは0.6mmのOriginal thinタイプのソールが貼られています。
Amazonの公式ショップではデフォルトのソールの他に厚さが0.8mmでより耐久性の高いOriginalタイプ、6つに分かれていてより正確性に長けるControlタイプのソールが販売されています。
自分の好みに合ったソールを選べるのも他のメーカーにはあまりない大きな特徴の一つです。
真横からマウスソールを見てみるとかなり薄めに見えます。
一般的なマウスソールが0.8mm前後なのでデフォルトで付いている0.6mmは薄めの部類に入ります。
センサーについて
センサーは現在のマウスでは最新のPAW3370光学式センサーを搭載しており性能の問題はありません。
センサー位置が位置が少し前方に寄っていますが、マウスの形状的に使用中にセンサーが前めで扱いにくいと感じたことはありません。
Pulsar Xlite V2 Mini wirelessの表面の質感や構造について
表面の質感
Xlite V2 Miniの表面はサラサラとしているマットな質感になっています。
ツルツルしている表面に比べて滑りにくくグリップテープは必要ないと感じました。
ただ、手が乾燥してかなり浅く持つ人や手の大きさからサイドの穴に指が干渉してしまう人はマウスグリップテープを使用したほうが快適に使用できると思います。
マウスのグリップテープは耐久性やグリップ力からLizard skinsマウスグリップがおすすめです。
Lizard skinsマウスグリップも詳しくレビュー記事を書いているので気になって方は是非ご覧ください。
構造
マウスは穴あき構造でメインボタンとサイドのマウス中央から後以外には全て細長い形の穴が開いています。
一般的に穴あき構造のマウスは剛性が弱く、軋みやすかったりする問題がありますが、Xlite V2 Miniはかなり頑丈に作られています。
どの程度の基準なのかわかりませんが米軍ミリタリーグレードのスタンダード規格を取得していると公式サイトに記載されているのでかなり頑丈であるということが伺えます。
そのため、かなり強く握ったりサイドを押しても軋んだりせず問題なく使用できます。
また、裏面は中がしっかり見えるほど大胆に肉抜きされていますがかなり頑丈なので、よほどの力を加えない限り耐久性は問題ないでしょう。
サイドは指を配置する場所のみ穴がない作りになっているためマウスを握った際によほど指を伸ばさない限りサイドの穴を心配する必要がなさそうです。
私の手の大きさは成人男性の平均をほんのわずかに下回るくらいですが、かぶせ持ちをした際に薬指の先端が穴に触れます。
つかみ持ちした際に指の配置の仕方によっては右サイドの穴の位置が指を立てる位置と重なってしまうかもしれません。
サイドの穴があると使用中に穴が指に食い込み持ちにくいのでかなり良い作りだなと感じますが、せっかくなら右サイドの穴は全てなくしてもいいのではないかと思います。
マウス本体の設定について
マウス本体の詳細な設定はソフトウェアから設定、変更できます。
変更できる内容は以下の通りです。
- RGBライト設定
- キー設定
- DPI
- ポーリングレート
- LOD
- デバウンスタイム
ソフトウェアのインストールは公式ホームページにてインストールすることができます。
Pulsar Xlite V2 Mini Wireless Gamingmouseレビューを最後までご覧いただきありがとうございました。気になる点や改善点がございましたら是非コメントください。
コメント